神戸下町雑記

貧乏中年男子のどうでもいい備忘録

神戸下町雑記 2015/07/13

07/13「Ghost Rider dTVにて

原作というかコミックは3冊ほどしか読んでないのですが、そこまで愛着のある感じではなかったのです。いまいちキャラがつかめない感じで。見た目もほら、焼却中の骨ですし……それをまたニコラス・ケイジがやるというのがなんとも言えずB級感あふれていて、どうにも今まで手を出せないでいました。今回はまあなんとなくです。

なにが呪いって、ニコラス・ケイジの顔になるのを経ての燃えるガイコツとか災難ですよね。いやケイジさんは好きな俳優さんではあるんですが、ヒーローというより味のあるイメージで……いや「フェイス・オフ」とかもうすっごい好きで、それで演じてたキャスター・トロイは絶対冒頭のケイジ版のが好きですよ。すごい頭のおかしさが出ててカッコイイ。

本作ではまあご自身がコミック好きということで、ご本人が楽しければ……という感じではあります。なにしろ中年ですからね……ぼくの読んでたコミックだとずっとガイコツだったんですけど、あれ戻れたんですね。そこにびっくりでした。

物語としてはでもすごく解りやすくて、スポーンよりもとっつきの良い感じ。なんというか菊地秀行の小説で、異能力者とか魔人とかごたごたと出てきてはさくさくと戦って倒れていく、みたいな小気味の良いバトル物みたいだなあと思いました。それも筆がノッてる時の。案外楽しんでしまいました。期待値が低かったのも幸いしたのかもしれません。2なんかは恐ろしい評価を聞くのでまあ、それもいつか期待しないで観ようと思います。

あ、どうでもいいんですけど手が燃えてるとはいえ骨なのがこう、あーパンチとかしたら折れそう、みたいに思ってしまって。日本だとそんな強そうなイメージないですよねスケルトンって。黄金バットだって身体はマッチョですし。